これから始まる「空気と光と、そして友だちの愛、これだけが残っていれば、気を落とすことはない」-- ゲーテ -- ---------------------------------------------------------------------- 失敗、失恋、失業、思いがけない事故。 理由はさまざまですが、ときに私たちは、人生に絶望し、何もかも失ってしまったように思えるときもあります。 でも思い出してください。 そんなときでも、自分のまわりには、「空気」だけはあるのではないでしょうか。 それは、地球が、大自然が、長い時間をかけて生みだし、そして今も絶えず私たちに与えてくれているのです。 だからこそ、私たちは生きていけるのですね。 常に生かされている、生命を与えられている、ということもできますね。 「光」はどうでしょうか。 インド独立運動の指導者、マハトマ・ガンジーは、人に自信を与える名人だったそうです。 彼に出会うと、どんなに人生に疲れている人でも、虐げられて人を呪うことしかできなくなってしまった人でも、元気を取り戻したといいます。 ガンジーは、目の前いる人の外見ではなく、内に秘めた、その人らしさ、良いところを見るようにしたのです。 どんな人にでも、必ず、内側には「光」があります。 落ち込んでいるときには、見えにくくなっているかも知れませんが、どんなときにも、私たちのなかには、「光」が存在しているのです。 その「光」に気づくことさえできれば、外の世界も、けっして真っ暗ではなく、希望という「光」に満たされているということが見えてくるでしょう。 そして、辛いときにこそ、順調にいっているときには見えなかった誰かの「愛」を感じることができるでしょう。 見ようとする目があれば、必ずどこかに、自分を励まし支えてくれている人がいるはずです。 また、そんな経験をしたからこそ、他人の痛みも深く受け止めることができるようになるでしょう。 「痛み」を分かち合える人は、「愛」も分かち合うことができるのです。 与えたものは、必ず自分もとに戻ってきます。 何を見るかによって、どんな世界を生きるのかが決まってきます。 落ち込んだり、辛く悲しいことがあれば、深く息を吸ってみてください。 生かされている特別な存在である自分、そして、愛する人たち、希望に心を向けてみるのです。 「空気」「光」「愛」 これだけあれば、まだまだ人生も捨てたものでもありません。 それどころか、ここからすべてがはじまるのですね。 私たちは、いつも前に向かって歩いていけますし、もっと大きくなっていくこともできます。 それに…… まだまだ、「夢」も「未来」も残っているではありませんか。 ●HOME 「健康増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさ、幸せを探求する研究所」に戻る ⇒ |